カテゴリー: 夜勤

  • 夜勤の1番辛い時間の乗り切り方

    前の記事で、
    夜勤で一番つらい時間帯があると書いた。

    じゃあ、その時間をどう乗り切っているのか。

    今回は、自分が夜勤で実際にやっている過ごし方を書いてみようと思う。

    記録や状態の見直しをする

    深夜帯で少し落ち着いている時は、
    記録の見直しをすることが多い。

    入力漏れがないか、
    状態の変化を見落としていないか。

    改めて確認すると、
    小さな気づきが出てくることもある。

    あとで慌てないように、
    できるところはこの時間に整えておく。

    翌日の処置や準備を進めておく

    明け方にバタバタしないように、
    翌日の処置に必要な準備を確認することもある。

    物品やルートの確認など、
    今できることを少しずつ進めておくだけで、
    朝がかなり楽になる。

    先輩と話しながら学ぶ時間にもなる

    落ち着いている時は、
    先輩と症例の話や対応について話すこともあった。

    忙しい時間帯には聞けないことも、
    この時間なら落ち着いて聞ける。

    モニターを見ながら、
    持ってきた本を少し読むこともあった。

    勉強というより、
    「次に活かす準備」をしている感覚に近かったと思う。

    物品補充など、できることを進める

    時間があるときは、
    物品補充や環境整備も進めておく。

    誰かがやらないといけないことを、
    できるときに少しずつやる。

    それだけでも眠気は紛れるし、
    チームとしても助かる。

    何もしない時間にしない

    一番きついのは、
    ただ眠気と戦いながら時間が過ぎるのを待つことだった。

    だから今は、
    「何か一つでもやる時間」にしている。

    少し体を動かすだけでも、
    頭はかなりスッキリする。

    深夜のつらい時間も、
    過ごし方ひとつで少し楽になる。

    自分なりの乗り切り方を見つけるだけでも、
    夜勤は続けやすくなると思う。

  • 夜勤で1番つらい時間帯

    夜勤をしていると、
    「この時間が一番つらい」っていう瞬間があると思う。

    業務量が多い時間でも、
    急変対応でもないのに、
    なぜか気持ちがしんどくなる時間帯。

    自分も、
    何度もその時間を経験してきた。

    だいたい2〜4時が一番きつい

    個人的に一番つらいのは、
    深夜2時〜4時くらい。

    業務が一段落して、
    少し落ち着く時間帯。

    もちろん、入院や急変があれば話は違う。

    でも何も起きていない日は、アドレナリンが切れる時間でもある

    そのタイミングで、
    一気に眠気と疲れが押し寄せてくる。

    モニターのアラームが鳴らないか気にしながら、
    体は「もう休め」と言ってくる。

    静かな時間ほど、
    逆にきつく感じることも多い。

    忙しい方が楽なこともある

    不思議だけど、
    急変や処置で忙しい時間帯の方が、
    逆に眠気は感じにくい。

    やることが明確で、
    体も頭も動いているからだと思う。

    一番きついのは、
    何も起きていないのに、
    気は抜けない時間。

    眠気と戦いながら、
    小さな変化を見逃さないようにする時間だった。

    今は「来る時間」と分かっている

    でも今は、
    「あ、この時間きたな」と思えるようになった。

    つらい時間帯が分かっているだけで、
    気持ちの準備ができる。

    コーヒーを飲んだり、
    少し体を動かしたり、
    記録を整理したり。

    自分なりの乗り越え方を持つようになった。

    みんな同じ時間にきつくなる

    もし今、
    夜勤中の眠気やしんどさで悩んでいるなら、
    それは自分だけじゃない。

    体のリズム的にも、
    その時間は誰でもきつくなる。

    だから「向いてない」と思う必要はない。

    ただ、みんな同じ時間に
    同じ壁を越えているだけなんだと思う。

  • 夜勤のルーティン

    夜勤のルーティン

    夜勤を続けていると、
    「みんな夜勤前ってどうしてるんだろう?」と気になることがある。

    正解はないと思うけど、
    自分なりの夜勤前後のルーティンができてから、
    夜勤はかなり楽になった。

    今回は、自分の夜勤ルーティンを書いてみようと思う。

    夜勤前日はあえて夜更かしする

    夜勤前日は、無理に早く寝ようとはしていない。

    むしろ少し夜更かしする。

    したいゲームがあればして、夜更かししてもいい。
    友達と飲みに出て、少し遅く帰る日があってもいい。

    その方が気持ちもゆっくりできるし、
    次の日も自然と少し遅くまで眠れる。

    「整えなきゃ」と気負うより、
    自分のリズムに合わせた方が楽だった。

    夜勤前にしっかりご飯を食べる

    夜勤前にはちゃんとご飯を食べるようにしている。

    忙しくなると食べる時間がなくなることもあるし、
    空腹だと集中力も落ちる。

    だから、出勤前にしっかり食べておく。

    夜勤中の必需品

    夜中はどうしても眠くなる。

    だからブラックコーヒーはほぼ必須。

    それと、小腹が空いたときのおやつ。

    少し食べるだけでも、
    意外と集中力が戻る。

    あと、水分は意識して多めに摂るようにしている。

    忙しいと忘れがちだけど、
    水分を摂るだけでも体は楽になる。

    夜勤明けはとにかく寝る

    夜勤が終わったら、
    帰ってまずお風呂に入る。

    それから、ひたすら寝る。

    「そんなに寝たら夜眠れないんじゃ?」
    と聞かれることもあるけど、
    意外と普通に眠れる。

    体は思っている以上に疲れているんだと思う。

    自分なりのルーティンでいいと思う

    夜勤の過ごし方に正解はない。

    でも、自分なりの流れができると、
    夜勤への気持ちはかなり楽になる。

    もし今、夜勤がしんどいなら、
    まずは自分なりの過ごし方を作るところからでも
    いいのかもしれない。

  • ICU夜勤が楽になったのは、時間帯ごとの役割を知ったから

    夜勤が楽になってきた理由を振り返ると、
    「時間帯ごとの役割」を意識するようになったことが大きかった。

    夜勤は長い。
    でも、ずっと同じ緊張感で走り続ける必要はない。

    時間帯によって、
    やるべきことも、
    気をつけるポイントも、
    実は少しずつ違っている。

    入り〜深夜:流れを整える時間

    夜勤に入ってから深夜までは、
    一日の流れを夜に引き継ぐ時間。

    日勤で行われた治療、
    申し送り内容、
    その患者さんの「今日の方向性」を頭に入れる。

    この時間帯で大切なのは、
    新しいことを増やすより、
    ズレを修正しておくこと。

    点滴、ライン、バイタル、
    「このまま朝までいけるか?」を考える。

    急変リスクはどういうものがあるか、も考えていく。

    この時間帯でどれだけ先を想像できるかで、
    その夜勤のしんどさは大きく変わる。

    ここが整っていると、
    後半がぐっと楽になる。

    深夜〜明け方:変化を見逃さない時間

    一番眠くて、
    一番静かな時間帯。

    でもICUでは、
    一番「差」が出る時間でもある。

    数値は大きく変わっていなくても、
    呼吸、表情、反応。

    「なんか違う」
    その違和感に気づけるかどうか。

    この時間帯は、
    無理に頑張らず、
    淡々と、確実に。

    明け前:朝につなぐ時間

    夜が終わりに近づくと、
    気が緩みそうになる。

    でも一番大切なのは、
    「朝に何を渡すか」だと思っている。

    夜の間にあった小さな変化。
    気になった数値。
    迷った判断。

    それを整理して、
    日勤にきちんとつなぐ。

    ここまでできて、
    夜勤は終わりだと思っている。

    夜勤が楽になった理由

    夜勤が楽になったのは、
    体力がついたからでも、
    気合いが入ったからでもない。

    時間帯ごとに、
    自分の役割を切り替えられるようになった。

    全部を全力でやろうとしない。
    今やるべきことに集中する。

    もちろんその日の重症度によって緊張感も変わる。

    それだけで、
    夜勤は少しずつ楽になった。

    もし今、
    夜勤がしんどいと感じているなら、
    それは向いていないからじゃない。

    まだ、
    夜勤のリズムが
    自分の中で整理できていないだけかもしれない。

  • ICU夜勤の役割が分かった日、夜勤が怖くなくなった

    ICU夜勤の役割が分かった日、夜勤が怖くなくなった

    夜勤が楽になった理由を振り返ると、
    一番大きかったのは、
    「夜勤の役割」が分かったことだった。

    ICUの夜勤は、
    日勤と同じように治療を進める時間じゃない。

    むしろ、
    大きく変えないこと。
    悪くしないこと。
    朝に安全につなぐこと。

    その役割に集中できるようになってから、
    夜勤への不安は少しずつ減っていった。

    三次救急ICU・受け持ち4人の夜勤

    忘れられない夜勤がある。

    三次救急救命センターのICU。
    夜勤の受け持ちは4人。

    血圧のコントロールが必要な患者さん。
    治療を継続しながら経過を見る患者さん。
    そこに夜間の入院対応。

    正直、
    以前の自分だったら、
    「回るかな…」と不安になっていたと思う。

    でもその夜は、
    不思議とパニックにならなかった。

    今、何を優先するか。
    どこを守るべきか。
    朝までに崩してはいけないラインはどこか。

    頭の中で、
    自然と整理できていた。

    血圧は安定させられた。
    治療も滞りなく進んだ。
    入院対応も落ち着いて終えられた。

    夜勤を終えたとき、
    「あれ、全部ちゃんと回せたな」
    そんな感覚が残った。

    褒められたことより、残った感覚

    後から先輩に、
    「今日、落ち着いて回せてたね」
    そう声をかけてもらった。

    もちろん嬉しかった。

    でもそれ以上に、
    自分の中に残ったものがあった。

    必死で耐えた夜勤じゃなかった。
    終わるのを待つ夜勤でもなかった。

    「夜勤として、やるべきことをやれた」
    その感覚が、
    初めて自信につながった。

    夜勤が得意になった理由

    夜勤が得意になったというより、
    夜勤と無理に戦わなくなった。

    全部を完璧にやろうとしない。
    一人で抱え込まない。
    夜勤の役割に集中する。

    それだけで、
    夜勤は少しずつ楽になった。

    もし今、
    夜勤がつらいと感じているなら、
    それは向いていないからじゃない。

    ただ、
    まだ自分なりの夜勤の立ち位置が
    見えていないだけかもしれない。

  • ICUで成長を感じた瞬間

    正直に言うと、
    成長している実感なんて、
    普段はほとんどなかった。

    夜勤を終えても、
    「今日も何とか終わったな」
    それくらいで、
    自分が前に進んでいる感じはしなかった。

    むしろ、
    「まだまだだな」
    「周りと比べて足りないな」
    そう思うことの方が多かった。

    ① ふとした夜勤で、成長を感じた瞬間

    その日も、
    特別な覚悟をしていた夜勤じゃなかった。

    三次救急救命センターのICU。
    夜勤の受け持ちは4人。

    血圧のコントロールが必要な患者さん。
    治療の継続管理が必要な患者さん。
    さらに夜間の入院対応。

    正直、
    以前の自分だったら、
    「回るかな…」と不安になっていたと思う。

    でもその日は、
    不思議とパニックにならなかった。

    優先順位を整理して、
    必要な報告をして、
    やるべきことを一つずつ。

    特別なことはしていない。
    ただ、落ち着いて動いていた。

    血圧も安定させられて、
    治療も滞りなく進み、
    入院対応も終わった。

    夜勤を終えた時、
    「あれ、全部ちゃんと回せたな」
    そんな感覚が残った。

    褒められたことより、嬉しかったこと

    後から、
    その夜勤を見ていた先輩に
    「よく回せてたね」
    そう声をかけてもらった。

    もちろん嬉しかった。
    でもそれ以上に、
    自分の中で残ったものがあった。

    以前なら、
    必死で、
    余裕がなくて、
    終わった後はぐったりしていた夜勤。

    それがこの日は、
    「ちゃんと管理できた」
    そう思えた。

    この時初めて、
    成長って、
    派手な成功じゃなくて、
    “当たり前を崩さず終えられた夜勤”なんだと思った。

    成長は、後から気づくもの

    その瞬間まで、
    自分が成長しているなんて思っていなかった。

    でも振り返ると、
    判断の速さも、
    優先順位の付け方も、
    少しずつ積み重なっていた。

    その日は緊急の処置もあった。

    それでも、準備から介助まで滞りなく終えられた。

    何かを劇的に変えたわけじゃない。
    ただ、毎回の夜勤で考えて、
    経験を重ねてきただけだった。

    成長は、
    「できた瞬間」よりも、
    「振り返った時」に気づくものなのかもしれない。

    迷っている人へ

    もし今、
    「自分は成長していない」と感じているなら、
    それはあなただけじゃない。

    多分、
    成長はもうしている。
    ただ、まだ自分で気づいていないだけ。

    何も起こらず夜勤を終えられた日。
    淡々と回せた日。
    後から「意外とできてたな」と思えた日。

    慢心はいけない、謙虚でなければいけない。

    そう思って働いている。

    でも、たまには自分を振り返って、

    「よくやった」と思ってもいいのかもしれない。

    それが、
    あなたの積み重ねた力だと思う。

  • 夜勤が得意だと思えるようになった3つの理由

    正直に言うと、
    最初から夜勤が得意だったわけじゃない。

    むしろ、
    「自分は夜勤に向いていない」
    そう思いながら働いていた。

    それでも今は、
    「夜勤が得意かもしれない」
    そう思えるようになった。

    理由は、才能でも体力でもない。
    考え方と向き合い方が変わっただけだった。

    ① 一人で完璧にやろうとしなくなった

    夜勤がつらかった頃、
    「自分が全部できなきゃいけない」
    そう思い込んでいた。

    異常に気づくことも、
    判断することも、
    動くことも、
    全部一人で背負おうとしていた。

    でも経験を重ねる中で、
    夜勤は“一人で戦う時間じゃない”と気づいた。

    少しでも違和感があれば声を出す。
    分からなければ確認する。
    それは弱さじゃなく、夜勤では必要な力だった。

    一人で抱え込まなくなったことで、
    夜勤のしんどさは大きく減った。

    ② 夜勤を「乗り切るもの」だと思うのをやめた

    以前は、
    夜勤=耐える時間、
    夜勤=終わるのを待つ時間、
    そう思っていた。

    だから常に緊張して、
    心も体も力が抜けなかった。

    でもある時、
    夜勤は「淡々と仕事を行い、次の日へつなぐ時間」だと考えるようになった。

    やるべきことを整理して、
    無理に頑張らず、
    静かに、確実に。

    そう考えられるようになってから、
    夜勤中の消耗が減り、
    終わった後の疲れ方も変わった。

    ③ ICUの夜勤の役割が分かってきた

    ICUの夜勤は、
    日勤と同じ動きをする必要はない。

    大きく変えることよりも、
    「変わらないこと」を守る。

    急変を防ぐこと。
    小さな変化を見逃さないこと。
    朝に安全につなぐこと。

    理由は、治療が大きく進むのは主治医がいる日勤がメインだからだ。

    もちろん夜間入院の患者さんは夜勤で治療を進めていかなければならないが、もともと入院している患者さんは状態を悪化させないことをメインに考えた。

    その役割が分かってきた時、
    夜勤での自分の立ち位置がはっきりした。

    やるべきことが見えると、
    不安は減り、
    自信に少しずつ変わっていった。

    夜勤が得意になった=楽になった、ということ

    夜勤が得意になったというより、
    夜勤と無理に戦わなくなった。

    完璧を目指さず、
    役割を理解して、
    頼れるところは頼る。

    それだけで、
    夜勤は少しずつ楽になった。

    もし今、
    夜勤がつらいと感じているなら、
    それは向いていないからじゃない。

    ただ、まだ“自分なりの夜勤”が
    見つかっていないだけかもしれない。