ICU夜勤で1人がきついと感じる瞬間と対処法【現役看護師が解説】

ICUの夜勤は、想像以上に「1人で抱える時間」が多い。

周りにスタッフはいるはずなのに、
ふとした瞬間に「自分しかいない」と感じてしまうことがある。

実際に働いている中で、
「これ、正直きついな」と思う場面は何度もあった。

この記事では、現役ICU看護師として、
夜勤中に「1人でしんどい」と感じた瞬間と、
その対処法をリアルな体験ベースでまとめる。

ICU夜勤で1人がきついと感じる瞬間

急変対応を1人で判断する瞬間

夜間はスタッフが少なく、判断を任される場面が増える。

「これで合ってるのか」
そう思いながら動く時間は、かなり神経を使う。

先輩が休憩の時に、呼吸状態が悪くNPPVを装着している患者がいた。痰も多いから吸引をした方がいいのはわかっているが、NPPVを外すとすぐにSPO2を下がるため痰も取りずらいことがあり急変しそうになっとことがあった。

深夜帯の静かなプレッシャー

深夜帯は業務が落ち着くこともあるが、
その分「何か起きたら自分が対応するしかない」という緊張感が続く。

静かな時間ほど、不安やプレッシャーを強く感じやすい。

受け持ち開始時に比べて、波形は変わっていないか、脈拍数・血圧は変動していないかなどを見ながらいつ急変してもおかしくない患者との睨めっこをしている。

これが何よりもきつくて、1人だと何倍にもしんどくなる。

相談しづらいと感じる瞬間

忙しそうな周りを見て、
「これくらいで聞いていいのか」と悩むこともある。

その結果、1人で抱え込んでしまい、しんどさが増していく。

自分が忙しいときは、自分より理解している先輩はもっと先を見ているから、もっと忙しい。

だから報告・連絡・相談が遅れてしまう。

ICUではその報連相の遅れは、回復の遅れに直結してしまう。

ICU夜勤で1人がきつい時の対処法

1人でしんどいと感じたときに、自分が意識していたことがある。

どれも特別なことではないが、続けることで夜勤の負担はかなり変わった。

完璧を求めすぎない

すべてを完璧にこなそうとすると、余裕がなくなる。

「まずは安全に」「優先順位をつける」ことを意識するだけで、気持ちは少し楽になる。

早めに周りに頼る

1人で抱え込む前に、少しでも不安があれば相談する。

結果的にその方が、全体としても安全に回ることが多かった。

時間帯ごとの動きを決めておく

あらかじめ「この時間はこれをやる」と決めておくことで、余計な不安を減らすことができる。

※夜勤の流れやルーティンについては別の記事で詳しくまとめている。

今思うこと

夜勤で「1人がしんどい」と感じるのは、決して特別なことではない。

それだけ責任のある環境で働いている証拠だと思う。

少しずつ経験を積む中で、
「1人で抱えなくていい」という感覚を持てるようになった。

もし今、同じようにしんどさを感じている人がいたら、無理に強くならなくていい。

頼ることも含めて、夜勤を乗り越えていけばいいと思う。

まとめ

ICU夜勤で1人がきついと感じる瞬間は誰にでもある。

・急変対応の判断
・深夜帯のプレッシャー
・相談しづらさ

こうした場面でも、考え方や行動を少し変えることで、負担は軽くできる。

無理をしすぎず、自分に合ったペースで続けていくことが大切。

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