
はじめに
新人の頃、SpO2が下がるだけでかなり焦っていました。
90%、88%、85%。
モニターの数字を見るたびに、
「やばい!」
「急変?」
「どうしたらいい?」
と頭が真っ白になっていたのを覚えています。
特に夜勤中は、SpO2低下のアラームが鳴るだけで一気に緊張していました。
今回は、ICU新人時代にSpO2低下が怖かった理由と、5年目になって最初に見るようになったことを書いていきます。
新人の頃は“数字”しか見えていなかった
今振り返ると、新人の頃はモニターの数字ばかり見ていました。
SpO2が下がると、
「とにかく酸素?」
「FiO2上げる?」
「すぐ報告?」
と焦ってしまっていました。
でも実際は、
- 痰
- 体動
- センサー外れ
- 一時的な無呼吸
- ファイティング
など、原因はかなり色々あります。
最初は“SpO2低下=急変”みたいに感じていました。
まず患者さんを見るようになった
5年目になって、一番変わったのはここでした。
今はSpO2低下があった時、
まず患者さんを見る
ことを意識しています。
- 苦しそうか
- 胸は上がっているか
- 痰が絡んでいそうか
- 呼吸器と合っているか
- チアノーゼはないか
- SPO2センサーが外れていないか
などを最初に確認するようになりました。
数字だけでは分からないことが本当に多いと感じています。
痰が原因だったことがかなり多かった
新人の頃は、SpO2低下=状態悪化と思っていました。
でも実際働いてみると、
「痰だった」
という場面がかなり多かったです。
吸引すると一気にSpO2が戻る経験をして、
“原因を考える”
ことが大切なんだと学びました。
焦るのは今でも同じ
5年目になった今でも、SpO2低下が続くと緊張します。
でも新人の頃と違うのは、
「何が原因か」
を考えられるようになったことでした。
最初は誰でも焦ります。
自分も夜勤中、アラームが鳴るだけでかなり緊張していました。
でも経験していく中で、少しずつ見えるものが増えていきました。
まとめ
新人の頃、SpO2低下はかなり怖いものでした。
でも実際は、
- 痰
- 体動
- ファイティング
- センサー不良
など、色々な原因があります。
今でも大切だと感じるのは、
“まず患者さんを見る”
ことです。
この記事が、SpO2低下で焦ってしまう新人さんの気持ちを少しでも軽くできたら嬉しいです。

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