言われてよかった、と思えた瞬間

新人の頃、厳しく言われることが多くて、
正直「なんでこんなに言われなきゃいけないんだろう」と思っていた。

できないことばかり指摘されて、
自信もなくなるし、
仕事に行くのが怖くなる日もあった。

でも、数年経ってから、
ふと思った瞬間がある。

同じ場面に自分が立っていた

ある日、後輩と一緒に勤務していた時、
患者さんの状態が少し変化した。

大きな急変ではないけど、
放っておくと悪くなりそうな変化だった。

その時、自分は自然と、
優先順位を考えて、
必要な報告をして、
次の対応を考えて動いていた。

後から振り返って、
「あれ、昔なら絶対できてなかったな」って思った。

あの時言われた言葉が残っていた

よく考えると、
その時の判断や動きは、
新人の頃に先輩に何度も指摘された内容だった。

「何を優先するの?」
「なんで今それをするの?」
「ちゃんと患者さん見てる?」
「他には?他はどこ見てるの?」

当時はきつい言葉に感じていたけど、
気づかないうちに自分の中に残っていたんだと思う。

その時やっと分かった

あの時言われていなかったら、
今の自分はなかったかもしれない。

もちろん、
言い方や環境によっては辛すぎることもある。

でも少なくとも、
自分の場合は、
あの厳しい時間が今につながっている。

いつか意味が分かる日が来る

今もし、
厳しく言われて落ち込んでいる人がいるなら、
その時間は無駄じゃないと思う。

その意味は、
すぐには分からないかもしれない。

でも数年後、
同じ場面に立った時、
「あの時言われてたのってこれか」
そう思う瞬間がきっと来る。

自分は、
あの日々があってよかったと思っている。

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