
「ICU看護師ってきついの?」
これからICUを目指している人や、配属されたばかりの人は一度は思う疑問だと思う。
自分はICUで4年間働いているけど、正直に言うと「きつい」と感じる場面はある。
でも、それはただ大変というだけじゃなく、ICUならではの理由があると感じている。
今回はICUで働いて感じたリアルな「きつさ」について書いてみたいと思う。
新人の頃が一番きつかった
正直、一番きつかったのは新人の頃だった。
初めて受け持つ患者さんは挿管されていて、重症な状態。
分からないことだらけで、先輩からも厳しく指導されることが多かった。
自分が初日に受け持つ予定だった患者さんは、くも膜下出血の患者さんだった。
「くも膜下出血わかるの?」
そう先輩に聞かれて、前日に予習してきたことを伝えた。
でも返ってきたのは「そのくらいじゃ受け持たせられない」という言葉だった。
その日はICUの本棚の前で、1日勉強して終わった。
悔しかったけど、その出来事がきっかけで「もっと勉強しよう」と思うようになった。
慣れてくるときつさの種類が変わる
ICUで働いていると、少しずつ慣れてくる。
急変対応の流れが分かるようになったり、優先順位が見えるようになったり。
でも、その分責任も大きくなる。
小さな変化を見逃さないこと。
判断を間違えないこと。
ICUでは、その一つ一つが患者さんの状態に直結する。
それでもICUで働く理由
きついと感じることはあっても、ICUで働く意味を感じる瞬間も多い。
状態が悪かった患者さんが回復していく瞬間。
家族から「ありがとう」と言われた時。
そういう瞬間があるから、また頑張ろうと思える。
ICUはきつい。でも学べることも多い
ICUは決して楽な場所ではないと思う。
でもその分、学べることは本当に多い。
自分自身もまだまだ勉強中だけど、ICUでの経験は確実に今の看護につながっていると感じている。


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