前の病院のICU(1〜3年目)では、
正直、メンタルを削られることも多かった。
特に夜勤では、
先輩の一言ひとことが重く感じて、
常に緊張していた。
報告の仕方、
判断のタイミング、
動きの順番。
少しでもズレると、
指摘が飛んでくる。
「自分はダメなんじゃないか」
そう思った夜勤も、
一度や二度じゃなかった。
夜勤が終わっても、
頭の中では先輩の言葉が残っていて、
全然休めなかった。
夜勤が「怖い時間」だった頃
あの頃の夜勤は、
仕事というより、
評価され続ける時間だった。
ミスをしないように、
怒られないように、
正解を探し続けていた。
その分、
患者さんを見る余裕よりも、
自分を守ることで精一杯だったと思う。
今振り返ると、
夜勤がつらかった理由は、
業務量だけじゃなかった。
「失敗できない」
「弱さを見せられない」
その空気が、
自分を追い込んでいた。
今なら少しだけ分かること
今になって思う。
あの厳しさは、
理不尽なだけじゃなかった。
ICUは、
一つの判断ミスが、
患者さんの命に直結する場所だ。
だからこそ、
曖昧な判断や、
中途半端な報告は許されなかった。
当時は受け止めきれなかったけれど、
あの時間が、
今の自分の判断力やアセスメント能力の
土台になっている。
削られた夜勤が、今につながっている
今の世代は、
よく「Z世代」とひとまとめにされる。
正直、
それが悔しかった。
「それだけで判断されたくない」
そう思っていた。
もしあの経験がなかったら、
今の夜勤で、
ここまで落ち着いて動けていなかったと思う。
報告のポイント、
優先順位の付け方、
「今、何を守るべきか」
全部、
あの頃に叩き込まれた感覚だ。
あの時は、
ただしんどかった。
でも今は、
「あの夜勤があったから」
そう思えるようになった。
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